木材の樹種 · 針葉樹
ヨーロッパカラマツ:密度・重量・性質
Larix decidua
CIRADのTropixデータベースによると、ヨーロッパカラマツ(Larix decidua)の含水率12%での平均密度は600 kg/m³です。以下の数値は欠点のない成熟材の平均値で、個々の板では産地、生育条件、含水率によって異なります。
主な数値
- 含水率12%での密度
- 600 kg/m³成熟材の平均値。産地や生育条件によって変動
- 含水率12%でのMonnin硬さ
- 3.8フランスの表面硬さ指標。Janka硬さへの換算不可
- 曲げ強さ(破壊係数)
- 90 MPa
- 剛性(ヤング係数)
- 11,800 MPa
- 繊維方向の圧縮強さ
- 52 MPa
- 接線方向の全収縮率(生材から全乾)
- 8.2%
- 半径方向の全収縮率(生材から全乾)
- 4.2%
- 繊維飽和点
- 26%
含水率12%での重量
体積 × 600 kg/m³で、重量計算ツールと同じ計算です。生材や湿った木材は、これよりかなり重くなります。
| 部材 | 寸法 | 重量 |
|---|---|---|
| 1立方メートル | 1,000 × 1,000 × 1,000 mm | 600 kg |
| 1 board foot | 12 × 12 × 1 in | 1.42 kg |
| 板材 | 2,000 × 100 × 20 mm | 2.4 kg |
| 板材 | 2,400 × 150 × 25 mm | 5.4 kg |
| 板材 | 3,000 × 200 × 50 mm | 18 kg |
幅方向の伸縮
幅300 mmの板の含水率が数パーセントポイント変わると、幅がどれだけ変化するかを示します。上記の全収縮率を使い、繊維飽和点26%以下では線形の関係にあるとして推定します(Wood Handbook式4-9)。板目板の幅は接線方向の収縮率に、柾目板の幅は半径方向の収縮率に従って変化します。
| 含水率の変化 | 板目 | 柾目 |
|---|---|---|
| 3パーセントポイント | 2.8 mm | 1.5 mm |
| 6パーセントポイント | 5.7 mm | 2.9 mm |
木材の幅方向の伸縮と対策 · 木材の含水率と環境へのなじませ方
天然の耐朽性
Tropixによると、木材腐朽菌に対する心材の耐朽性は、EN 350の1(非常に高い)から5(なし)までの尺度で等級3–4です。この評価は心材だけに適用されます。
加工と仕上げ
製材は容易ですが、樹脂が刃に詰まり、接着も難しくなります。Tropixによると、70 °Cを超える温度で乾燥させると、接着の問題はおおむね解消されます。釘やねじには下穴が必要です。無処理で屋外に使えるのは、辺材を除いた心材です。
主な用途
- 外壁材・サイディング
- 屋外建具(窓・扉)
- 床材
- 集成材
- 内装壁板
- 家具
この材料で計算
密度が近い樹種
- ユーカリ・グランディス 600 kg/m³
- マホガニー(Swietenia) 600 kg/m³
- ブラックウォールナット 616 kg/m³
出典・参考資料
用途と加工上の注意は、引用した資料を要約したものです。実際に購入する木材の含水率、等級、産地を確認してください。