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木材の樹種 · 針葉樹

オウシュウトウヒ:密度・重量・性質

Picea abies

CIRADのTropixデータベースによると、オウシュウトウヒ(Picea abies)の含水率12%での平均密度は450 kg/m³です。以下の数値は欠点のない成熟材の平均値で、個々の板では産地、生育条件、含水率によって異なります。

主な数値

含水率12%での密度
450 kg/m³成熟材の平均値。産地や生育条件によって変動
含水率12%でのMonnin硬さ
2.2フランスの表面硬さ指標。Janka硬さへの換算不可
曲げ強さ(破壊係数)
78 MPa
剛性(ヤング係数)
11,900 MPa
繊維方向の圧縮強さ
46 MPa
接線方向の全収縮率(生材から全乾)
8.2%
半径方向の全収縮率(生材から全乾)
3.9%
繊維飽和点
33%

含水率12%での重量

体積 × 450 kg/m³で、重量計算ツールと同じ計算です。生材や湿った木材は、これよりかなり重くなります。

密度450 kg/m³で計算したオウシュウトウヒの重量
部材寸法重量
1立方メートル1,000 × 1,000 × 1,000 mm450 kg
1 board foot12 × 12 × 1 in1.06 kg
板材2,000 × 100 × 20 mm1.8 kg
板材2,400 × 150 × 25 mm4.05 kg
板材3,000 × 200 × 50 mm13.5 kg

幅方向の伸縮

幅300 mmの板の含水率が数パーセントポイント変わると、幅がどれだけ変化するかを示します。上記の全収縮率を使い、繊維飽和点33%以下では線形の関係にあるとして推定します(Wood Handbook式4-9)。板目板の幅は接線方向の収縮率に、柾目板の幅は半径方向の収縮率に従って変化します。

幅300 mmのオウシュウトウヒの板の幅変化の目安
含水率の変化板目柾目
3パーセントポイント2.2 mm1.1 mm
6パーセントポイント4.5 mm2.1 mm

木材の幅方向の伸縮と対策 · 木材の含水率と環境へのなじませ方

天然の耐朽性

Tropixによると、木材腐朽菌に対する心材の耐朽性は、EN 350の1(非常に高い)から5(なし)までの尺度で等級4です。この評価は心材だけに適用されます。

加工と仕上げ

機械加工は容易ですが、硬い節が抜けることがあります。Tropixは、割れやすく釘の保持力が低いと注意しています。辺材も含めて利用され、耐朽性が低いため、濡れる可能性のある場所では防腐処理が必要です。力学的性質は年輪幅に直接左右されます。

主な用途

この材料で計算

密度が近い樹種

出典・参考資料

用途と加工上の注意は、引用した資料を要約したものです。実際に購入する木材の含水率、等級、産地を確認してください。