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木材の樹種 · 広葉樹

イエローバーチ:密度・重量・性質

Betula alleghaniensis

USDA Wood Handbookによると、イエローバーチ(Betula alleghaniensis)の含水率12%での平均密度は694.4 kg/m³です。以下の数値は欠点のない成熟材の平均値で、個々の板では産地、生育条件、含水率によって異なります。

主な数値

含水率12%での密度
694.4 kg/m³比重0.62(全乾質量・含水率12%時の体積)× 1.12 × 1,000 kg/m³、Wood Handbook式4-14
基本比重(全乾質量・生材体積基準)
0.55
含水率12%でのJanka側面硬さ
5,600 N(≈ 1,259 lbf)
曲げ強さ(破壊係数)
114 MPa
剛性(ヤング係数)
13,900 MPa
繊維方向の圧縮強さ
56.3 MPa
接線方向の全収縮率(生材から全乾)
9.5%
半径方向の全収縮率(生材から全乾)
7.3%
体積の全収縮率(生材から全乾)
16.8%
繊維飽和点
30%未測定:Wood Handbookの標準値

含水率12%での重量

体積 × 694.4 kg/m³で、重量計算ツールと同じ計算です。生材や湿った木材は、これよりかなり重くなります。

密度694.4 kg/m³で計算したイエローバーチの重量
部材寸法重量
1立方メートル1,000 × 1,000 × 1,000 mm694.4 kg
1 board foot12 × 12 × 1 in1.64 kg
板材2,000 × 100 × 20 mm2.78 kg
板材2,400 × 150 × 25 mm6.25 kg
板材3,000 × 200 × 50 mm20.8 kg

幅方向の伸縮

幅300 mmの板の含水率が数パーセントポイント変わると、幅がどれだけ変化するかを示します。上記の全収縮率を使い、繊維飽和点30%以下では線形の関係にあるとして推定します(Wood Handbook式4-9)。板目板の幅は接線方向の収縮率に、柾目板の幅は半径方向の収縮率に従って変化します。

幅300 mmのイエローバーチの板の幅変化の目安
含水率の変化板目柾目
3パーセントポイント2.9 mm2.2 mm
6パーセントポイント5.7 mm4.4 mm

木材の幅方向の伸縮と対策 · 木材の含水率と環境へのなじませ方

天然の耐朽性

Wood Handbookでは、心材を耐朽性が低い、またはないグループに分類しています(表14-1)。乾燥状態を保つか、腐朽が起こりうる場所では防腐処理材を使ってください。

加工と仕上げ

重く、硬く、強く、耐衝撃性も良好で、肌目は緻密かつ均一です。心材は淡い赤褐色です。半径方向の収縮率7.3%が示すように、乾燥時の収縮はかなり大きくなります(Wood Handbook、第2章)。

主な用途

この材料で計算

密度が近い樹種

出典・参考資料

用途と加工上の注意は、引用した資料を要約したものです。実際に購入する木材の含水率、等級、産地を確認してください。