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木材の樹種 · 広葉樹

ブラックチェリー:密度・重量・性質

Prunus serotina

USDA Wood Handbookによると、ブラックチェリー(Prunus serotina)の含水率12%での平均密度は560 kg/m³です。以下の数値は欠点のない成熟材の平均値で、個々の板では産地、生育条件、含水率によって異なります。

主な数値

含水率12%での密度
560 kg/m³比重0.50(全乾質量・含水率12%時の体積)× 1.12 × 1,000 kg/m³、Wood Handbook式4-14
基本比重(全乾質量・生材体積基準)
0.47
含水率12%でのJanka側面硬さ
4,200 N(≈ 944 lbf)
曲げ強さ(破壊係数)
85 MPa
剛性(ヤング係数)
10,300 MPa
繊維方向の圧縮強さ
49 MPa
接線方向の全収縮率(生材から全乾)
7.1%
半径方向の全収縮率(生材から全乾)
3.7%
体積の全収縮率(生材から全乾)
11.5%
繊維飽和点
30%未測定:Wood Handbookの標準値

含水率12%での重量

体積 × 560 kg/m³で、重量計算ツールと同じ計算です。生材や湿った木材は、これよりかなり重くなります。

密度560 kg/m³で計算したブラックチェリーの重量
部材寸法重量
1立方メートル1,000 × 1,000 × 1,000 mm560 kg
1 board foot12 × 12 × 1 in1.32 kg
板材2,000 × 100 × 20 mm2.24 kg
板材2,400 × 150 × 25 mm5.04 kg
板材3,000 × 200 × 50 mm16.8 kg

幅方向の伸縮

幅300 mmの板の含水率が数パーセントポイント変わると、幅がどれだけ変化するかを示します。上記の全収縮率を使い、繊維飽和点30%以下では線形の関係にあるとして推定します(Wood Handbook式4-9)。板目板の幅は接線方向の収縮率に、柾目板の幅は半径方向の収縮率に従って変化します。

幅300 mmのブラックチェリーの板の幅変化の目安
含水率の変化板目柾目
3パーセントポイント2.1 mm1.1 mm
6パーセントポイント4.3 mm2.2 mm

木材の幅方向の伸縮と対策 · 木材の含水率と環境へのなじませ方

天然の耐朽性

Wood Handbookでは、心材を耐朽性が中程度のグループに分類しています(表14-1)。このグループの木材は、腐朽が起こりうる場所では通常、何らかの防腐処理が必要です。

加工と仕上げ

肌目は比較的均一で、機械加工性は非常に良好です。重さと硬さは中程度です。収縮率はやや大きいものの、乾燥後の寸法は非常に安定しています(Wood Handbook、第2章)。

Wood Handbookは、チェリーとメープルを道管の小さい広葉樹として挙げています。目止めが主に必要なのは、道管の大きい木材です。

主な用途

この材料で計算

密度が近い樹種

出典・参考資料

用途と加工上の注意は、引用した資料を要約したものです。実際に購入する木材の含水率、等級、産地を確認してください。