木材の樹種 · 針葉樹
ラジアタパイン:密度・重量・性質
Pinus radiata
CIRADのTropixデータベースによると、ラジアタパイン(Pinus radiata)の含水率12%での平均密度は500 kg/m³です。以下の数値は欠点のない成熟材の平均値で、個々の板では産地、生育条件、含水率によって異なります。
主な数値
- 含水率12%での密度
- 500 kg/m³成熟材の平均値。産地や生育条件によって変動
- 含水率12%でのMonnin硬さ
- 1.8フランスの表面硬さ指標。Janka硬さへの換算不可
- 曲げ強さ(破壊係数)
- 84 MPa
- 剛性(ヤング係数)
- 8,750 MPa
- 繊維方向の圧縮強さ
- 41 MPa
- 接線方向の全収縮率(生材から全乾)
- 7.4%
- 半径方向の全収縮率(生材から全乾)
- 4.2%
- 繊維飽和点
- 28%
含水率12%での重量
体積 × 500 kg/m³で、重量計算ツールと同じ計算です。生材や湿った木材は、これよりかなり重くなります。
| 部材 | 寸法 | 重量 |
|---|---|---|
| 1立方メートル | 1,000 × 1,000 × 1,000 mm | 500 kg |
| 1 board foot | 12 × 12 × 1 in | 1.18 kg |
| 板材 | 2,000 × 100 × 20 mm | 2 kg |
| 板材 | 2,400 × 150 × 25 mm | 4.5 kg |
| 板材 | 3,000 × 200 × 50 mm | 15 kg |
幅方向の伸縮
幅300 mmの板の含水率が数パーセントポイント変わると、幅がどれだけ変化するかを示します。上記の全収縮率を使い、繊維飽和点28%以下では線形の関係にあるとして推定します(Wood Handbook式4-9)。板目板の幅は接線方向の収縮率に、柾目板の幅は半径方向の収縮率に従って変化します。
| 含水率の変化 | 板目 | 柾目 |
|---|---|---|
| 3パーセントポイント | 2.4 mm | 1.3 mm |
| 6パーセントポイント | 4.8 mm | 2.7 mm |
木材の幅方向の伸縮と対策 · 木材の含水率と環境へのなじませ方
天然の耐朽性
Tropixによると、木材腐朽菌に対する心材の耐朽性は、EN 350の1(非常に高い)から5(なし)までの尺度で等級4–5です。この評価は心材だけに適用されます。
加工と仕上げ
製材・機械加工は容易ですが、節の周囲で逆目ぼれが生じることがあります。各種の接着剤で容易に接着できますが、浸透性が高いため固形分の多い接着剤が必要です。製材後は速やかな青変防止処理が必要です。データはヨーロッパの植林材のものです(Tropix)。
主な用途
- 軸組・構造用材
- 集成材
- 家具
- モールディング
- 内装造作・建具
- 合板
- 木箱・梱包箱・パレット
この材料で計算
密度が近い樹種
- ヨーロッパモミ 490 kg/m³
- イエローポプラ(ユリノキ) 470.4 kg/m³
- ダグラスファー(ベイマツ) 537.6 kg/m³
出典・参考資料
用途と加工上の注意は、引用した資料を要約したものです。実際に購入する木材の含水率、等級、産地を確認してください。