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木材の樹種 · 針葉樹

ダグラスファー(ベイマツ):密度・重量・性質

Pseudotsuga menziesii

USDA Wood Handbookによると、ダグラスファー(ベイマツ)(Pseudotsuga menziesii)の含水率12%での平均密度は537.6 kg/m³です。以下の数値は欠点のない成熟材の平均値で、個々の板では産地、生育条件、含水率によって異なります。

主な数値

含水率12%での密度
537.6 kg/m³比重0.48(全乾質量・含水率12%時の体積)× 1.12 × 1,000 kg/m³、Wood Handbook式4-14
基本比重(全乾質量・生材体積基準)
0.45
含水率12%でのJanka側面硬さ
3,200 N(≈ 719 lbf)
曲げ強さ(破壊係数)
85 MPa
剛性(ヤング係数)
13,400 MPa
繊維方向の圧縮強さ
49.9 MPa
接線方向の全収縮率(生材から全乾)
7.6%
半径方向の全収縮率(生材から全乾)
4.8%
体積の全収縮率(生材から全乾)
12.4%
繊維飽和点
30%未測定:Wood Handbookの標準値

含水率12%での重量

体積 × 537.6 kg/m³で、重量計算ツールと同じ計算です。生材や湿った木材は、これよりかなり重くなります。

密度537.6 kg/m³で計算したダグラスファー(ベイマツ)の重量
部材寸法重量
1立方メートル1,000 × 1,000 × 1,000 mm537.6 kg
1 board foot12 × 12 × 1 in1.27 kg
板材2,000 × 100 × 20 mm2.15 kg
板材2,400 × 150 × 25 mm4.84 kg
板材3,000 × 200 × 50 mm16.1 kg

幅方向の伸縮

幅300 mmの板の含水率が数パーセントポイント変わると、幅がどれだけ変化するかを示します。上記の全収縮率を使い、繊維飽和点30%以下では線形の関係にあるとして推定します(Wood Handbook式4-9)。板目板の幅は接線方向の収縮率に、柾目板の幅は半径方向の収縮率に従って変化します。

幅300 mmのダグラスファー(ベイマツ)の板の幅変化の目安
含水率の変化板目柾目
3パーセントポイント2.3 mm1.4 mm
6パーセントポイント4.6 mm2.9 mm

木材の幅方向の伸縮と対策 · 木材の含水率と環境へのなじませ方

天然の耐朽性

Wood Handbookでは、心材を耐朽性が中程度のグループに分類しています(表14-1)。このグループの木材は、腐朽が起こりうる場所では通常、何らかの防腐処理が必要です。

加工と仕上げ

重量と強度のばらつきが大きいため、高い強度が必要な用途には密度の高い材を選びます。主に建築用の製材、合板、集成梁のほか、木製サッシ、扉、造作材に使われます。数値は沿岸部のダグラスファーのものです(Wood Handbook、第2章・表5-3a)。

針葉樹には道管がないため(Wood Handbook、第16章)、仕上げに道管の目止めは行いません。

主な用途

この材料で計算

密度が近い樹種

出典・参考資料

用途と加工上の注意は、引用した資料を要約したものです。実際に購入する木材の含水率、等級、産地を確認してください。