timbrivo

木材の樹種 · 広葉樹

ホワイトアッシュ:密度・重量・性質

Fraxinus americana

USDA Wood Handbookによると、ホワイトアッシュ(Fraxinus americana)の含水率12%での平均密度は672 kg/m³です。以下の数値は欠点のない成熟材の平均値で、個々の板では産地、生育条件、含水率によって異なります。

主な数値

含水率12%での密度
672 kg/m³比重0.60(全乾質量・含水率12%時の体積)× 1.12 × 1,000 kg/m³、Wood Handbook式4-14
基本比重(全乾質量・生材体積基準)
0.55
含水率12%でのJanka側面硬さ
5,900 N(≈ 1,326 lbf)
曲げ強さ(破壊係数)
106 MPa
剛性(ヤング係数)
12,000 MPa
繊維方向の圧縮強さ
51.1 MPa
接線方向の全収縮率(生材から全乾)
7.8%
半径方向の全収縮率(生材から全乾)
4.9%
体積の全収縮率(生材から全乾)
13.3%
繊維飽和点
30%未測定:Wood Handbookの標準値

含水率12%での重量

体積 × 672 kg/m³で、重量計算ツールと同じ計算です。生材や湿った木材は、これよりかなり重くなります。

密度672 kg/m³で計算したホワイトアッシュの重量
部材寸法重量
1立方メートル1,000 × 1,000 × 1,000 mm672 kg
1 board foot12 × 12 × 1 in1.59 kg
板材2,000 × 100 × 20 mm2.69 kg
板材2,400 × 150 × 25 mm6.05 kg
板材3,000 × 200 × 50 mm20.2 kg

幅方向の伸縮

幅300 mmの板の含水率が数パーセントポイント変わると、幅がどれだけ変化するかを示します。上記の全収縮率を使い、繊維飽和点30%以下では線形の関係にあるとして推定します(Wood Handbook式4-9)。板目板の幅は接線方向の収縮率に、柾目板の幅は半径方向の収縮率に従って変化します。

幅300 mmのホワイトアッシュの板の幅変化の目安
含水率の変化板目柾目
3パーセントポイント2.3 mm1.5 mm
6パーセントポイント4.7 mm2.9 mm

木材の幅方向の伸縮と対策 · 木材の含水率と環境へのなじませ方

天然の耐朽性

Wood Handbookでは、心材を耐朽性が低い、またはないグループに分類しています(表14-1)。乾燥状態を保つか、腐朽が起こりうる場所では防腐処理材を使ってください。

加工と仕上げ

重く、強く、硬く、剛性があり、耐衝撃性に優れるため、打撃用以外の工具の柄、オール、バットに使われます。柄材の仕様によっては1 cm当たり2~7本の年輪が求められます。Wood Handbookは、エメラルドアッシュボーラーの被害により、アメリカのホワイトアッシュがIUCNの絶滅危惧IA類になったと記しています。

Wood Handbookは、オーク、アッシュ、ヒッコリー、ウォールナットを道管の大きい広葉樹として挙げています。滑らかな塗膜に仕上げるには、目止め剤を使い、その後に軽く研磨する必要がある場合があります。

主な用途

この材料で計算

密度が近い樹種

出典・参考資料

用途と加工上の注意は、引用した資料を要約したものです。実際に購入する木材の含水率、等級、産地を確認してください。